日立市十王町伊師本郷にある「稲荷神社」。 十王台古墳群がのる独立丘陵の北西端、市営住宅がある地点から一段下がったあたりにある。 この神社にたどり着くのには、片手に枯れ枝を持ち、振り回して、蜘蛛を取り除きながら進む必要がある。 祭神は「宇迦之御魂神」。 まあ、商売繁盛を願っているようです。
日立市十王町伊師本郷にある「稲荷神社」。 十王台古墳群がのる独立丘陵の北西端、市営住宅がある地点から一段下がったあたりにある。 この神社にたどり着くのには、片手に枯れ枝を持ち、振り回して、蜘蛛を取り除きながら進む必要がある。 祭神は「宇迦之御魂神」。 まあ、商売繁盛を願っているようです。
日立市十王町伊師本郷にある「十王台古墳群」。 十王川左岸の独立丘陵にあり、古代官道であったろうとされる道がこの丘陵を南北に貫いている。
生田目さんの文章を参考にすると、かつては、前方後円墳3基、円墳16期が存在したらしい。
今回それだろうと思われる地点を2か所撮影した。 この丘陵には古墳だけではなく、横穴墓群もあり、前代の十王台式土器を使用した人々の住居跡も調査されている。 久慈川、那珂川などとは海岸線からの十王川の後背地のレベルが違い、何をバックボーンとしていたのか知りたいところです。
かんぶり穴横穴墓群がある丘陵頂部に位置する「十王前古墳群」。
生田目さんの文章を参考にすると、3基あるうちの1基の盗掘孔の断面を見ると、盛土が見られないとの判断で、自然地形の可能性を指摘している。
確かに、尾根筋にこのような地形はよく見ることがあり、判断が難しい。 横穴墓に伴う墳丘の可能性があるのかもしれない。
木々の間からは旧電線工場が見える。
日立市十王町、旧日立電線豊浦工場近く、十王川沿いにある「十王前横穴墓群」。
一般的には「かんぶり穴横穴墓群」として認識されているようです。
今回、生田目さんと片平さんの論考を参考にさせていただいています。
現在は細流とでも言える十王川沿いに、29基あるとされる横穴墓群。そこから西側にある丘陵には十王台古墳群があり、さらに旧電線工場と丘陵を貫く古代官道の存在が想定されている、ある意味重要地点の横穴墓群。
この遺跡を保全しているボランティアの方たちが作業をされていた。ご苦労様です。
上段から、梵天山古墳、高山塚古墳、阿弥陀塚古墳です。
常陸太田市の主導でこれらの古墳だけではなく、周辺の古墳も調査が進行していく予定です。
その成果を、私が生きているうちに公表してほしい。
久しぶりに、島町の久慈川の川岸に行ってみると、鉄道の引き込み線的な地形に川舟が有った。
中州とまではいかないけれども、岸に近いところに適度に土砂が堆積し、川舟の船着き場としてはこんなのも有るんだなと知識がひとつ増えた。
10月2日に訪れたときは雑草が伸びていたけど(上段画像)、15日にお邪魔すると、きれいに清掃されていた「中野冨士山古墳」。 恒例だった集中曝涼は中国コロナの影響で中止となり残念。
古墳から下ってくると、木々の間から星神社古墳が見える。
2012年2月12日、この古墳を発見してからの帰り際、これと同じ風景を見て、こんなに近い距離に星神社古墳があるんだと驚いたことを思い出した。
中国コロナウィルスの影響やこのところの不順な天気。 気分転換に一巡りしてみた。
常陸太田市「大方鹿島神社古墳」。 50m超の円墳。
古墳がのる丘陵先端部からは眺望がいい、樹木が無ければ「中野冨士山古墳」が見えそうだ。(下段画像中央部)