いつものように何気なく、常陸太田市小島町にある星神社古墳に立ち寄ってみると、社殿前面にある水槽がずれていて、横にある祠も画像の様になっていました。 そして、拝殿本殿を一回りしてみると、本殿後ろの基礎部分の土に異変が。少し動いたのでしょうか?
3月16日の福島県沖地震の影響なのでしょう。 2011年の時の被害に比べれば軽微な被害ですが、古墳は地震の振幅によっては共振しやすいのでしょうか。
私も参加していた今回の梵天山古墳の試掘調査ですが、私は単なるヘルパーの一員でしかなかったので、当ブログの記事については、オブラートに包まれているような内容にしていました。 ここにきてオープンになったので、少し詳しく書いてみます。
昨年の12月から始まった今回の梵天山古墳の調査ですが、12本のトレンチを入れて、穿孔されている石器(砥石?)や十王台式との共伴関係や珍しい土器片、そして前方部墳丘下から出た祭祀用器台など、私にとっては予想を超える遺物が出土しています。
これらから、この梵天山古墳の築造年代の絞り込みが出来るものと期待しています。