2011年10月16日日曜日

星神社古墳の現況





今日の天気は、朝まで雨が残り気温が高めで昼頃からは暑く感じる陽気でした。
1959年刊行の「茨城県古墳総覧」には、「通し番号721・星神社古墳・久慈郡金砂郷村小島字本郷、前方後円墳、周湟、埴輪有り、全長90m、後円部径44.5m、高8.5m、前方部幅18m、高2m、周湟は後円部半分だけめぐっている様子である。墳頂に星神社あり。」の記録があり。2003年3月から4月にかけて茨城大学による測量調査が行われ、古墳のデータは御覧の通りです。その他として、葺石、段築なし、墳丘は全て盛り土と考えているとのこと。2008年、田中新史さん、白井久美子さんたちが「土筆10号」において、この古墳採集の特殊器台形埴輪等からの論考が発表され、茨城の前期古墳を考える上でのひとつの指針になったのではと思っています。

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