2015年2月11日水曜日

常陸太田市 塚原古墳群





常陸太田市真弓町西塚原にあり、3基の円墳からなる古墳群となっている「塚原古墳群」。住宅団地と世矢中学校がのる丘陵とにはさまれた、舌状にのびる丘陵にあり、3基が隣接して存在すると思っていたら、舌状にのびる丘陵に切れ込むように小谷津があり、その途切れた各丘陵西側先端に築かれている。上段の画像から、この丘陵最南端にある古墳。径10mほどか、木々がなければ眺望良し。2段目はそこから200mほど北にあり、西側にある谷津と小谷津とを見下ろす丘陵先端部にある。付近には寒水石というのか石英の破片が多数あり摩滅した土器片もあった。4段目はさらに北に100mほどの同様の地形の所にあったが、このマウンド古墳かどうか確証が持てない。これも古墳だとすると、各小谷津と小丘陵を掌握したムラオサの墓なのでは。往時は田んぼだったのか津だったのか、谷津の奥は採石場になっている。

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