国土地理院の陰影起伏図を借用しています。
今回、常陸太田市小島町本郷地区にある鹿島神社地点を取りあげます。 画像上段の矢印地点が鹿島神社。 右に見える前方後円墳が梵天山古墳。 左に見える前方後円墳が星神社古墳です。 矢印地点はどうでしょう、不鮮明ですが円形に見えないでしょうか。 鹿島神社本殿の後ろにあるマウンドが、古墳の可能性があるのではと考えているのは私だけではなく、馬坂城跡整備で貢献されているK氏も「あそこは古墳じゃないの」との発言をしています。 画像二段目は、北側からこの地点を見たものです。5段目以降はそのマウンドです。
今後、何らかの方法で古墳か否かの調査が出来ればいいなと思っています。
そして、以前にも指摘しましたが、この地の「小島」は「こじま」ではなく「おじま」と読みます。これは、新編常陸国誌に「佐竹義篤ノ譲状二、久慈東郡大島トアルハ、此地ナリトイヘリ」とあり、梵天山古墳がある島町と、その西側にあるこの地が、時には大きな島に見える状況があったのかもしれません。
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