2024年11月14日木曜日

東京から 光林寺


南麻布にある光林寺。 大名家や旗本の墓所も有る由緒あるお寺です。


今回はヘンリー・ヒュースケンのお墓を詣でるために訪れました。 ご存じのように、彼はオランダに生まれ、その後アメリカに渡って、紆余曲折ありましたが、初代アメリカ総領事のタウンゼント・ハリスの通訳としてともに来日した人物です。 なかなか評判の良い人物だったようですが、残念ながら、攘夷派と言われるテロリストに暗殺されてしまいました。  合掌。



そして、その斜め向かいにも英文字の墓石がありました。 調べてみると、小林伝吉(ボーイ伝吉)の墓だそうです。 紀伊国の生まれで摂津の船乗りでしたが、難破してアメリカの船に救助され、その後清国にわたり、そこで初代イギリス公使のラザフォード・オールコックと出会い、彼の通弁(通訳)として来日。その時にはイギリス国籍を取得していたそうです。ただ、人物的にはよろしく無かったようで、何者かに短刀で刺され、絶命したそうです。
 

2024年11月13日水曜日

東京から 蟻鱒鳶ル


 所用については、家人からいなくてもだいじょうだからと言われ、お役御免になったので散歩してくるわと山手線で田町駅へ、50年ぶりぐらいに降り立った。

さてと、南麻布にある光林寺を目指して歩き出した。 グーグルマップをチラ見しながら。
あちこち曲がったりして、聖坂を上っていくと、右手にクウェート大使館があり、その斜め向かいに不思議な建物が見えてきて。 ナンジャコリャー!

個人の建物のようなので撮影していいものか迷って、でも一枚だけ撮らしてもらいました。

帰って来てからインターネットで検索してみると、このビルは建築家の岡啓輔さんが2005年から手造りしていて、建築業界では有名なようで撮影もOKだそうです。

ビルの名前が変わっていて、「蟻鱒鳶ル」(アリマストンビル)と命名したそうです。

ただ、周囲に元々あったビル群が取り壊され更地になっており、再開発のためこのビルに立ち退きの要請があるようです。 今後どうなるのか注目です。

ちなみに、クウェート大使館のビルは丹下健三さんの設計だそうですが、小さいながらも海外からの見学者も訪れるオブジェのような「蟻鱒鳶ル」のインパクトは強烈だと思います。

2024年11月12日火曜日

東京へ 舟塚山古墳




先週は所用で東京へ行ってきましたが、常磐線の特急日立から石岡にある「舟塚山古墳」が見えるのか、ためしてみました。 二段目画像は高浜駅からですが、木々が邪魔して直接には見えませんね。 そして、やはり筑波山です。


 

2024年11月11日月曜日

いよいよな星神社古墳




富士山13号墳見学の後に立ち寄った晴天下の「星神社古墳」です。 一部雑草が刈り払われて、ピンポールが立っていました。 いよいよな星神社古墳ですが、予定では、梵天山の後になります。
 

2024年11月10日日曜日

常陸大宮市 富士山古墳群13号墳

常陸大宮市 上岩瀬にある「五所皇神社裏古墳」から、北方向へ700mほどのところにある「富士山古墳群13号墳」。 H氏はじめ皆さんのご尽力により、2023年4~5月
にかけて測量調査が行われて、今回報告書が発刊されました。メデタシ・メデタシです!!
いや~、この古墳が前方後方墳だと教えていただいたときは驚きました。測量時は雑草等は伐採されたわけですが、現状は 古墳の西側半分ほどは篠竹が密生して、観察が困難です。

東側前方部隅角付近ですが、画像では良く分かりませんよね。


後方部には杉の木が縦列にあります。


付近の状況は、古墳の西側にある国道118号線をはさんで大型商業施設があり、南方面は坂を下ったあたりに玉川があり、東方向に流れて、久慈川と合流しています。 その先の台地は那珂市下大賀地区で、道路拡張工事に伴う発掘調査で、住居跡や円墳群などが検出されていることは記憶に新しい事です。

 

2024年11月9日土曜日

常陸大宮市 弥生の墓





常陸大宮市歴史民俗資料館で開催されている企画展「弥生の墓」を見学してきました。

弥生の顔はレプリカでしたが、調査された4ヶ所の再葬墓遺跡出土の土器群には圧倒されます。 展示の目玉である「弥生人の掌紋」も、配布されているパンフレットも素晴らしいです。

そして、私にとっての目玉は「常陸大宮市史研究 第7号」

<調査報告> 常陸大宮市富士山古墳群第13号墳測量報告 を入手しました。