所用については、家人からいなくてもだいじょうだからと言われ、お役御免になったので散歩してくるわと山手線で田町駅へ、50年ぶりぐらいに降り立った。
さてと、南麻布にある光林寺を目指して歩き出した。 グーグルマップをチラ見しながら。
あちこち曲がったりして、聖坂を上っていくと、右手にクウェート大使館があり、その斜め向かいに不思議な建物が見えてきて。 ナンジャコリャー!
個人の建物のようなので撮影していいものか迷って、でも一枚だけ撮らしてもらいました。
帰って来てからインターネットで検索してみると、このビルは建築家の岡啓輔さんが2005年から手造りしていて、建築業界では有名なようで撮影もOKだそうです。
ビルの名前が変わっていて、「蟻鱒鳶ル」(アリマストンビル)と命名したそうです。
ただ、周囲に元々あったビル群が取り壊され更地になっており、再開発のためこのビルに立ち退きの要請があるようです。 今後どうなるのか注目です。
ちなみに、クウェート大使館のビルは丹下健三さんの設計だそうですが、小さいながらも海外からの見学者も訪れるオブジェのような「蟻鱒鳶ル」のインパクトは強烈だと思います。