日立市久慈町にある「舟戸山古墳」で、茨城大学考古学研究会による測量調査が行われています。 田中教授の指導の下、学生さん達は昨日の強風をものともせずがんばっておられました。
この古墳は、西側に久慈川と支流の茂宮川を見下ろし、対岸の東海村の古墳群や、那須、日光方面、太平洋の海岸線は鹿嶋方面まで見通せる立地です。
墳丘は、前方後円墳とも帆立貝とも言われていましたが、田中教授から異なる見解をお聞きし 私 少々驚きました。
この古墳は、西側に久慈川と支流の茂宮川を見下ろし、対岸の東海村の古墳群や、那須、日光方面、太平洋の海岸線は鹿嶋方面まで見通せる立地です。
墳丘は、前方後円墳とも帆立貝とも言われていましたが、田中教授から異なる見解をお聞きし 私 少々驚きました。
10基以上の豊浦古墳群だそうですが、上段画像の傾斜量図を参考にすると、この古墳が突出している存在なんだなと言うことが分かります。 全長123mで5世紀築造の前方後円墳となっています。 すでに、石岡の舟塚山古墳との関係性が指摘されていますが、目視でも、墳形が似ているように見えます。
常夜灯が往時の参道風景を偲ぶ道標のようで、与謝野晶子の歌碑が彩を添えていました。
この日は風が強くて、川面が波立っていました。