2021年8月28日土曜日

実感できる場所




暑いです。 某C国製造のコロナが蔓延しても、オリンピック、パラリンピックが開催できるのは、ある意味すごいことだと思っています。 多様な立場からの評価はこれから沢山出てくるでしょうけれど、意見ができる場所があるのが当たり前と思っていられるのが、これまたすごいんじゃないですか。 問答無用と切り捨てられる国が沢山あるのに。

歴史学者のユヴァル・ノア・ハラリ氏が、20年、30年後の世界の社会・政治の未来は読めない。 年上の人達の知恵が役に立たない状況になっている。などと発言されていますが、今、数時間先が読めない状況の国があるという、恐ろしいニュースを見聞きしています。  そして、いつもの場所、星神社古墳と周辺の状況を、平和が実感出来る場所へ。
 

2021年8月21日土曜日

瓜連は都市だった




 2019年12月に常陸大宮市で開催されたシンポジウムで、日本中世史が専門の某大学T教授が、「中世、瓜連は都市だった」と言うような発言をされ、浅学な私は、所謂ビックリコイタのです。 上段画像は現在の瓜連の元の繁華街と思われる通りです。街灯などに昭和の風情が残り、地方銀行があり、往時のにぎわったであろう面影が散見されます。下段画像は、城跡でもある常福寺です。クランク状に90度に曲がる道もあり城下町の痕跡が残っています。 中世史には疎い私ですが、しばらく考えてみれば、時代は違えどもこの久慈川右岸には、径40m級の円墳、おはぐろ塚、鈴照山塚、稲荷様古墳などがあり、6世紀築造と思われる小円墳も多数あり、中心地としての瓜連だったかは不明ですが、対岸の常陸太田市中野町付近の状況も見てみれば、久慈川をはさんで相対的、あるいは職掌の違いを補完しあっての都市構造の萌芽が、6世紀頃には出来上がっていたのではないのかなと夢想する今日この頃です。

2021年8月19日木曜日

今日は記念日になるでしょう


 今日はテレビ中継が無く、インターネットで見ていました。

スター選手のミゲル・カブレラを擁する、デトロイト・タイガースとの一戦で、打順1番、投手で8回まで投げて自責点1点。

8回に自身が40号ホームランを打ち、3対1で勝利。投手として8勝目になりました。

高校野球じゃないですよ‼ MLBですよ。連日の出場で疲れていると思いますが、怪我だけが心配です。 でも、年配者の私は、彼の楽しそうにプレーしている姿が心に響いています。

画像は、産経新聞社から拝借しています。花巻東高等学校時代の大谷翔平君です。


2021年8月14日土曜日

辰之口分江全図




 知り合いのI氏からの情報で、この「辰之口分江全図」が常陸大宮市で購入できると分かり手に入れてみました。 この図は、嘉永六年(1853)に郡奉行堰元係の加藤寛斎が、絵師の黒沢水玉軒に作成させた、辰ノ口用水の全図です。 今の行政区からすれば、辰ノ口は常陸大宮市ですが、この図では、大里村をはじめ薬谷、藤田、中野、島、小島などの、今の常陸太田市の地域が大部分で、今でもこれらの田園地帯がその恩恵にあずかっているわけです。

そしてこの図は、辰ノ口から複雑に伸びている水路だけではなく、道路と久慈川支流に架かる橋も描かれています。それが見たかったんです。 ただ残念なことは、図の中の小さな文字が読めません。 下段画像は、梵天山古墳がある島町付近です。

もう一つ、この図を作成した黒沢水玉軒は、上岩瀬村の組頭でもあったそうですが、自分の足で歩いてこれだけの絵図を描いたということは、フィルドー・ワークの達人で使命感のある人物だったのでしょうね。

2021年8月11日水曜日

いずみちゃん








 久しぶりに「いずみちゃん」に会いに「常陸大宮市歴史民俗資料館」へ行ってきました。

ここは、撮影OKです。 何度見ても「いずみちゃん」は素晴らしい。

勉強のため、過去の企画展の図録「南郷道」改訂版を購入しました。

2021年8月10日火曜日

北宿古墳とエネルギー事情







 常陸太田市大里町にある「北宿古墳」。 近くには来迎院、通称 阿弥陀堂があります。

この古墳は、案内板にもあるように、2011年大震災の年に古墳と確認されました。
石室の石材が見えています。 そして、この古墳の東側には太陽光発電パネルが設置されています。 私はこのパネルを2年前には確認していました。
下段画像は、参考までに2017年6月、ブダペシュトからウィーンへ向かう列車から撮った東ヨーロッパの風景です。 広大な畑の中に多数の風力発電装置が設置されていました。 さて、30年後、50年後は、これらがどんな風景になっているのでしょうか。

2021年8月7日土曜日

梅津会館経由






 常陸太田市 梅津会館で開催されている展示を見ようと入口まで行くと、C国コロナの影響で31日まで休館となっておりました。 ザンネン!

あとは今年のコメの出来を観察方々 星神社古墳へ。 この時期になると、水は抜くんですね。 順調に 首(こうべ)を垂れていました。

2021年8月5日木曜日

大洗町 弥生島と古墳島へ









 連日暑いです。 今日は、大洗町の「幕末と明治の博物館」で開催されている、 大洗島を取り巻く一千年前の物語。「弥生島と古墳島」の見学に行ってきました。

過去に行われた現地説明会やシンポジウムも含めて、担当しているT氏のプロデュース能力には感心しています。 今回も、アイデアからして素晴らしい。各遺跡の魅力を存分に見せていただきました。 そして、帰りがけには、東湖先生にもご挨拶させていただきました。