2025年12月8日月曜日

上侍塚北古墳現地説明会








昨日、栃木県大田原市にある上侍塚北古墳の現地説明会に行ってきました。

今までに上侍塚古墳、下侍塚古墳の現説が行われてきましたが、私は参加してこなかったので、最後の機会なのではと思い行ってきました。

この地にある3基の前方後方墳は近地に築かれてれており、調査の結果も似た様相なのかと思いながらやってきましたが、 否!!   葺石なし、土器が少ない、前方部が非対称なようだ、後方部に褐色粘土の塊を積み上げているようだ、などなど。                あきらかになった部分もあれば、今後の調査進展と検討が必要になった部分が多分に出てきてしまったという状況だと思いました。

説明者の話を聞いてると、なんかこの古墳がこの地の前方後方墳のプロトタイプなんじゃないのかなと妄想してしまいましたが、今後の進展が楽しみです。


 

2025年12月5日金曜日

落ち葉のなかの星神社古墳





             落ち葉まみれの星神社古墳です。

3月で発掘調査が終わり、もう師走になってしまいました。  う~ん 速いな~!

まあ、13日に駒澤大学で行われる研究会に参加させていただき、その成果を拝聴して今年も終わりの気分になっていくんだろうな。 うん。

 

2025年12月2日火曜日

再訪 琯沚神社







高萩市高戸の浜から北方へ400mほどの所にある「琯沚神社」。

この地点は、茨城県遺跡地図に「高戸横穴」として登録されています。 この神社、凝灰岩を彫りこんで整地したところに建てられています。  すごいですね!

10年ほど前からか、海岸線近くにある古墳を海浜型古墳と呼称することが定着してきましたが、ここにある横穴墓群も海浜型でしょうね。 そうであれば、さかのぼって大洗町にある髭釜遺跡や一本松遺跡なども十王台式から続く海浜型住居跡と呼んでもいいのかも?