少々寒い朝でしたけど、快晴で見学には申し分のない日をむかえました。円墳と考えられていた姫塚古墳は全長30mの前方後方墳と判明し、周溝内底面より小型丸底土器が出土しそれなりの年代が与えられているようです。車塚古墳は墳丘全面に葺石が葺かれ、石の葺き方も生々しく確認でき、そのうえ、壺形埴輪があり円筒埴輪の樹立状況も明瞭で、さらに埋没状態だった下段平坦面が検出され3段築成と、これだけセットでそろう古墳は今のところ県内においては他に無いのではないでしょうか。鏡塚古墳の今後についての説明もあり、地震によって被害をうけた部分の修復も含めた明細な調査がおこなわれる予定になっているとのことでした。見学を終えて戻ってみると古墳時代研究者の重鎮の方が関係者の方に適切なアドバイスをされていました。でも、私が想像したより研究者の人が少なかったなぁ~。
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