2013年10月30日水曜日

今日の活動



今朝まで雨が降っていたので、長靴を履いて出発。常陸太田市高柿にある金砂郷小学校から郡戸小学校近くにある諏訪1号墳、中野冨士山古墳、星神社古墳、梵天山古墳、富士山塚古墳までを巡った。主に遺物採集と次回の為の下見を兼ねてだが、もちろんまだ虫はいるし蛇もいた。久しぶりの梵天山古墳は一部を除いて緑の古墳となっていたし、富士山塚古墳も藪のなかだった。数箇所で遺物を採集したが意味のあるモノがありそうだ。

2013年10月27日日曜日

愛宕神社




常陸太田市玉造町。ここも旧金砂郷町で玉造にある愛宕神社。以前にも拝見したことがありますが、あちこち傷んでいて、震災の影響もあるようですが彫刻が素晴らしく立派な社殿です。このような地形を見ると古墳はどこと思ってしまう私です。

今日の中野冨士山古墳では


大雨の後でも成果はありません。でも、糸トンボが沢山。

今日の星神社古墳で


田植え後の風景に見えてしまうような、刈り取った後の株から生えてきた若葉。大雨の後は拾えると思って極力来るようにしていますが、少々面白そうなモノを拾いました。そして、玉虫もいるんですね。

2013年10月19日土曜日

中野冨士山古墳と神事


台風の後、高所にある中野冨士山古墳への影響を確認しに伺うと、鴨志田清さんご夫婦にお会いし、今から星神社古墳で神事が執り行われると教えていただいた。古墳を一巡りしてから星神社へ伺うと、社殿へ招き入れてくださり神事に参加させていただいた。神事の後、望外な古墳に関わる情報をお聞きした。皆様ありがとうございました。

2013年10月7日月曜日

生活する場




今の季節、中野冨士山古墳には多様な生き物が生活していて、我々は単なる闖入者でしかない。落ち葉をひっくり返すとそこには彼らの世界が展開している。なにか、掘り返したような跡が所々にあり、狸の仕業なのか、栗には見向きもしないで何かを食べているようだ。そして、周辺の木々を伐採したせいで、綺麗な小鳥達を見ることができなくなってしまった。

2013年10月5日土曜日

星神社古墳と鯨ににた丘


暇なんでしょうね、毎日のように通っています。季節ごとの微妙に変化する色を見たいということもありますが、この付近の当時の状況をより鮮明にしたいという思いが強くあります。一片は中野冨士山古墳、もう一片は星神社から南へ100mほどの地点。星神社古墳採集土器の胎土に似たこの一片について、機会があれば鈴木さんにお聞きしたいと思っています。

2013年10月4日金曜日

中野冨士山古墳の祠

中野冨士山古墳の後円部には天明四年銘が入った祠があり、世話人として三名の名前が刻まれています。天明三年におこった浅間山の噴火は知られていますが、同年、岩木山も噴火していたんですね。そして、天明三、五、六年と久慈川流域で洪水が頻発して、おまけに、アイスランドでも同時代に大噴火があり世界の気象に影響が出ていたという、二重苦三重苦の様な状態での生活は凄惨な状況だっのかもしれません。当時の政治状況も飢饉の要因だとの説もあるようですが、それはそれで、この地域の代表者としての三名の世話人の思いが詰まっている「これ」なのだと思います。