私のブログを御覧になっていただいている極少数の方々に、今年最後の記事は少々マニアックな内容です。
画像は、1964年に開催された東京オリンピックの、自転車競技のみを取り上げた写真集です。発行したのは東京上野にある老舗自転車店の店主が中心になって活動していた、
VELO CLUB TOKYOの面々。当時日本では超マイナーな競技、今もマイナースポーツの部類に入る自転車競技。たしか、1964年から10年ほど後に、1500円ほどで購入したと思います。白黒写真で色あせたカバー、時代を感じます。 この表紙写真は2人乗り自転車で競技するタンデムスプリント競技で,現在は行なわれていません。準決勝のゴール直前の画像で手前のイタリアチームは頭を下げてもがいています。向こうはドイツチームでこの時は東西統一チームとして出ていたんですね。この表紙写真で私がまず目が行くのは、自転車のフロントフォーク部分。イタリアチームとドイツチームとではフロントフォーク先端部の曲げ(オフセット)具合が違います。これによって、フロントセンター(フロントフォーク先端についているハブという部品の中心と、前ギア、チェーンリングの中心部分との距離)が違っています。それは、前輪の左上あたりの部分とフレームのダウンチューブとの間隔で見て取れます。それによってイタリアチームの自転車はクイックな操縦性、ドイツチームのは直進安定性重視の設計のようです。イタリアチームの自転車は当時の競技者憧れの自転車で、イタリア、チネリ社のもの。チェーンリング、クランク、ハブもイタリア、カンパニョロ社製とイタリアが世界一でした。今の自転車部品は日本のシマノが世界一です。ちなみに、この時イタリアが金メダル、ドイツチームは3位、2位はソ連となっています。
と、座が白けたところで、今年一年皆様方にはお世話になりました。
来年もよろしくお付き合い願います。
2018年12月20日木曜日
2018年12月17日月曜日
2018年12月13日木曜日
乱読本
天理市黒塚古墳展示館 黒塚古墳出土鏡
◦「ふしぎなキリスト教」
橋爪大三郎、大澤真幸 講談社現代新書
◦「ケベックを知るための54章」
小畑精和、竹中豊 編著 明石書店
◦「思考術」
大澤真幸著 河出ブックス
◦「ナショナリズム論・入門」
大澤真幸・姜尚中 編 有斐閣アルマ
◦「免疫学の巨人」7つの国籍を持った男の物語
ゾルタン・オヴァリー著 多田富雄訳
集英社
◦「民俗学と歴史学」 網野義彦、アラン・コルバンとの対話
赤坂憲雄著 藤原書店
◦「ハンガリー狂騒曲」
家田裕子著 講談社現代新書
◦「私にはいなかった祖父母の歴史」ある調査
イヴァン・ジャブロンカ著 田所光男訳
名古屋大学出版会
◦「骨が語る兵士の最期」
太平洋戦争、戦没者遺骨収集の真実
楢崎修一郎著 筑摩選書
◦「記録を残さなかった男の歴史」
ある木靴職人の世界・・・1798-1876
アラン・コルバン著 渡辺響子訳 藤原書店
◦「終わりなき革命 ハンガリー1956」
ビル・ローマック著 南塚信吾訳
彩流社
◦「東欧革命1989」ソ連帝国の崩壊
ヴィクター・セベスチェン著 三浦元博、山崎博康訳
白水社
◦「教会領長崎」イエズス会と日本
安野眞幸著 講談社炎暑メチエ
◦「移動がつくる東中欧・バルカン史」
山本明代、パプ・ノルベルト編 刀水書房
◦「東欧地域研究の現在」
柴宜弘、木村真、奥彩子編 山川出版社
◦「民族浄化を裁く 旧ユーゴ戦犯法廷の現場から」
多谷千香子著 岩波新書
◦「バルト海のほとりにて」 武官の妻の大東亜戦争
小野寺百合子著 共同通信社
◦「武具が語る古代史」 古墳時代社会の構造転換
川畑純著 京都大学学術出版会
◦「平成史」
佐藤優 片山杜秀 小学館
◦「国立歴史民俗博物館研究報告」 第183集
国立歴史民俗博物館
◦「祇園大塚山古墳と5世紀という時代」
上野祥史、国立歴史民俗博物館 編 六一書房
◦「サバイバル ボディー」人類の失われた身体能力を取り戻す
スコット・カーニー著 小林由香利訳
白水社
◦「1491」先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
チャールズ C・マン著
布施由紀子訳 NHK出版
◦「ふしぎなキリスト教」
橋爪大三郎、大澤真幸 講談社現代新書
◦「ケベックを知るための54章」
小畑精和、竹中豊 編著 明石書店
◦「思考術」
大澤真幸著 河出ブックス
◦「ナショナリズム論・入門」
大澤真幸・姜尚中 編 有斐閣アルマ
◦「免疫学の巨人」7つの国籍を持った男の物語
ゾルタン・オヴァリー著 多田富雄訳
集英社
◦「民俗学と歴史学」 網野義彦、アラン・コルバンとの対話
赤坂憲雄著 藤原書店
◦「ハンガリー狂騒曲」
家田裕子著 講談社現代新書
◦「私にはいなかった祖父母の歴史」ある調査
イヴァン・ジャブロンカ著 田所光男訳
名古屋大学出版会
◦「骨が語る兵士の最期」
太平洋戦争、戦没者遺骨収集の真実
楢崎修一郎著 筑摩選書
◦「記録を残さなかった男の歴史」
ある木靴職人の世界・・・1798-1876
アラン・コルバン著 渡辺響子訳 藤原書店
◦「終わりなき革命 ハンガリー1956」
ビル・ローマック著 南塚信吾訳
彩流社
◦「東欧革命1989」ソ連帝国の崩壊
ヴィクター・セベスチェン著 三浦元博、山崎博康訳
白水社
◦「教会領長崎」イエズス会と日本
安野眞幸著 講談社炎暑メチエ
◦「移動がつくる東中欧・バルカン史」
山本明代、パプ・ノルベルト編 刀水書房
◦「東欧地域研究の現在」
柴宜弘、木村真、奥彩子編 山川出版社
◦「民族浄化を裁く 旧ユーゴ戦犯法廷の現場から」
多谷千香子著 岩波新書
◦「バルト海のほとりにて」 武官の妻の大東亜戦争
小野寺百合子著 共同通信社
◦「武具が語る古代史」 古墳時代社会の構造転換
川畑純著 京都大学学術出版会
◦「平成史」
佐藤優 片山杜秀 小学館
◦「国立歴史民俗博物館研究報告」 第183集
国立歴史民俗博物館
◦「祇園大塚山古墳と5世紀という時代」
上野祥史、国立歴史民俗博物館 編 六一書房
◦「サバイバル ボディー」人類の失われた身体能力を取り戻す
スコット・カーニー著 小林由香利訳
白水社
◦「1491」先コロンブス期アメリカ大陸をめぐる新発見
チャールズ C・マン著
布施由紀子訳 NHK出版
2018年11月29日木曜日
常陸太田市 玉造町と下利員町のことなど
常陸太田市玉造町には愛宕神社が鎮座している。これは以前にも紹介しているが震災のために社殿は損傷している。それにしても立派な社殿だが、過去に隣町の芦間町には遊郭などがあったらしく、付近に裕福な氏子さんが多数いたのだろうと思う。この愛宕神社、金砂郷村史によるともとは久米にある常光院にあったが、元禄六年(1693年)光圀の命により玉造に遷座されたとある。さて本題だがこの玉造、名前の通り玉造遺跡の可能性がある中平遺跡と玉造横穴墓群がある地点でもある。昨年、国土地理院の1:25、000の地図を眺めていると、玉造町から西へ4、5kmほどの所の下利員町内に「玉」と云う地名があることに気が付いた。今日、農耕器具で作業されている地元の、50歳代思われる男の方に「玉」の地名の謂われお聞きしたが、知らないとのお答え。さて、どうしたものか。
2018年11月25日日曜日
2018年11月15日木曜日
2018年11月11日日曜日
復習と予習
前回、常陸太田市の遺跡分布調査を行ったさい、画像右側の丘陵斜面で複数の横穴墓を発見している。そして、丘陵頂部では複数の古墳の可能性があるマウンドを発見している。
ちなみに道路の先が南側方向である。画像左側はまだ調査していない。
近くには親水公園が整備され、その西側には、以前私家版として一部の方に公表した「特異地点」がある。
東側の民家の裏には鳥居があり、個人で祀る何かがありそう。
画像右側には、遺跡地図に載っていない横穴墓が複数あり、改変されているらしいこの道路の先を調査したいと思っている。
小さく切れ込んだ谷津状地形斜面の中段に複数の横穴墓があるが 、斜面下段にも埋没した横穴墓の存在が想定できる。このような谷津状地形の閉塞しているように見える場所に築かれた横穴墓群が他の地点にも有る。
高所に立てば、この地域の要となるのだろう大里地区が望める。
ちなみに道路の先が南側方向である。画像左側はまだ調査していない。
近くには親水公園が整備され、その西側には、以前私家版として一部の方に公表した「特異地点」がある。
東側の民家の裏には鳥居があり、個人で祀る何かがありそう。
画像右側には、遺跡地図に載っていない横穴墓が複数あり、改変されているらしいこの道路の先を調査したいと思っている。
小さく切れ込んだ谷津状地形斜面の中段に複数の横穴墓があるが 、斜面下段にも埋没した横穴墓の存在が想定できる。このような谷津状地形の閉塞しているように見える場所に築かれた横穴墓群が他の地点にも有る。
高所に立てば、この地域の要となるのだろう大里地区が望める。
2018年11月4日日曜日
日立市 大久保鹿島神社
日立市大久保町にある「大久保鹿島神社」 私の小中学校の同窓生だったU君の実家が、この神社だったと記憶しているが、さて、なん十年ぶりの訪問になるのか。県北では珍しい流鏑馬神事がこの神社で行われているが、まだ見たことがない。来年は見てみたいと思っている。
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