28日は、調査の復習にお邪魔したら田植えが始まっていた。
この時期は緑の濃淡が美しい。ご苦労様です。
道路の際には、新発見の横穴墓群が展開している。
2018年4月30日月曜日
2018年4月19日木曜日
2018年4月12日木曜日
北茨城市の古墳について 3
海岸線から至近の砂丘上に築かれている古墳群があるのが、北茨城市の古墳の特徴のひとつであるが、塩田川流域にはもうひとつの特徴がある。矢指塚古墳群から700~800m西側の丘陵に、輪台古墳群と権現山古墳群とがある。そして、塩田川左岸には、住宅団地の中に、調査された糠塚古墳群がある。塩田川右岸の海岸線から至近の砂丘上にある古墳群と、そこからさほど遠くない丘陵上にある古墳群。低立地と高立地の意味。各々、築造時期など不明な点が多々あるが、築造立地の対比が何を物語るのか興味深いと思っている。
北茨城市の古墳について 2
コンビニの北側にある前方後円墳からさらに北側の、アパートの駐車場の一角にある墳形不明の古墳。年配の地主の方によれば、子供のころ古墳との認識がなく、周辺を平らにする地ならしが行われた。現況、かなりの改変を受けていると思われる。摩滅している埴輪を採集した。
北茨城市の古墳について 1
北茨城市の南部、中郷町小野矢指にある「矢指塚古墳群」と、その周辺にある古墳群とを、私的な観察に基づいた感想を記してみたい。
矢指塚古墳群は茨城県遺跡地図(茨城県遺跡地図 地図編 地名表編 平成13年3月 茨城県教育委員会)によると、前方後円墳2基、円墳5基となっているが、私はその一部しか観察できていない。まず、6号国道沿いにあるコンビニの北側にある前方後円墳について。今日お会いした地主の方によれば、墳丘を覆っていた雑木の一部を伐採した、古墳の詳細については理解していない、埴輪の存在も把握していない、2011年の津波の被害は受けていない。私の目視観察によれば、全長40~50mほど、後円部盗掘あり、主軸はおおよそ東西方向、周溝がありそう。埴輪は拾えなかった。
この古墳の東側の至近には海岸線が広がっている。海岸線の砂浜よりは一段高くなった砂丘上に築かれたこの古墳群、そこから北側に向かって「天王塚古墳群」、「南塚古墳群」と砂丘上に築かれた古墳群が縦列に並んでいるのがこの付近にある古墳群の特徴であるが、以下2へ。
2018年4月8日日曜日
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