2022年8月31日水曜日

山田川から眺める 6




 木橋から上流へ、県道61号線に架かる永代橋。 この橋は、日立から瓜連・笠間方面へ行くときに利用する橋であるとともに、この地に来るため頻繁に通っています。

2段目画像は、上流方面。 下段画像は、私には当たり前の眺め、小島町の茂みと星神社古墳と中野の丘陵です。

2022年8月30日火曜日

山田川から眺める 5





木橋に近づくと通行止めとなっていました。 新川戸橋と言う名前です。 しかし、レアな木橋ですよね。 地元の人と市の担当者しか知らないんじゃないのかな。文化財級の橋かも知れませんよ。

対岸に渡って周囲を観察してみました。 この角度から(4段目画像)島の丘陵を見るのは初めてです。  また、この地点からは(下段画像)小島町の集落と木々に遮られて、星神社古墳は見えませんね。
 

2022年8月29日月曜日

山田川から眺める 4



 島久橋から堤防を上流方向へ進んで行くと、西側に島の独立丘陵が見えていますが、(上段画像)私はこの位置からこの丘陵を見るのは初めてです。 なんか、新鮮な眺めです。と同時に、この地域のほとんどを知っているつもりでいましたが、そうじゃなかった。

さらに進むと、初めて見る木橋が見えてきました。

2022年8月28日日曜日

山田川から眺める 3





 枕石寺近くにある東橋から上流へ770mほど上流にある島久橋。

この橋は、幾度となく当たり前のように通っている橋です。 藤田町から島町のこの付近はとても眺望の良い地点で、冬は冷たい北風が通り抜ける場所でもあります。

2段目画像は島の独立丘陵で、高山塚古墳の高まりが良く分かります。 3段目画像は、日立の峰々から久慈川の河口部付近が見えています。 下段画像は上流方面です。

2022年8月26日金曜日

訃報に接して


 昨年の11月29日に、市の主催の郷土ひたちの文化を学ぶ講座として「久慈町曲松・金井戸遺跡の調査成果」を拝聴いたしました。 55年ほども前の、久慈川左岸の河口部にある重要な遺跡群を間近に見られた語り部としての講話でした。 その時に、十王台式との共伴関係を質問させていただきました。

今年の2月でしたか、梵天山古墳前方部の試掘調査時に見学にいらしたときも、話をさせていただきました。

それだけの接点でしたが、早すぎます。 ご冥福をお祈りいたします。

2022年8月25日木曜日

常陸太田あれこれ




親沢池親水公園の蓮の花を見て、まだ咲いていた。 一高そばにあるカレー屋でバターチキンカレーとチーズナンを食し、ちょっと甘かったかな。 久しぶりに行われる、集中曝涼のチラシをいただいてきた。
 

2022年8月23日火曜日

山田川から眺める 2



 上段画像は、国土地理院の治水地形分類図を拝借しています。

2段目画像は、常陸太田市のハザードマップです。

山田川は梵天山古墳がある島町の丘陵付近で、随分と暴れているんですね。

ハザードマップを見てみると、久慈川流域の増水時には、広域に被害をもたらす可能性が高いことが分かります。 2019年の災害の時には、久慈川と浅川とにはさまれた新地町、花房町付近に大きな被害がありましたが、山田川流域には大きな被害はなかったようです。

そして、梵天山古墳群がある島の独立丘陵と、小島町の集落がある地点と、星神社がある地点は、安全な場所であるということが良く分かります。

2022年8月22日月曜日

下大賀遺跡現地説明会


 那珂市下大賀にある下大賀遺跡。 弘願寺の前から南へと、新設される道路部分の遺跡です。  古墳時代中期と考えられる遺構と遺物が出土し、特に第261号竪穴住居跡から出土した、鉄剣と土器類は注目されます。

2022年8月21日日曜日

山田川から眺める 1





常陸太田市上河合町の、久慈川と山田川との合流地点付近の堤防から始めてみます。

画像2段目が合流地点です。そこから上流へ380mほどの所に東橋があります。

橋の近くには枕石寺があり、北東方向380mほどの所には河合神社があります。

川の水量は浅川より多いし、川幅も広いですね。

ここから上流に向かって進んで行きます。
 

2022年8月20日土曜日

すごいアマチュア


 報道によると、京都市南区在住の考古学愛好家の 東 昭吾さんが、故郷の兵庫県丹波市地域の古墳の分布調査をして約750基の古墳を発見し、それを六一書房から「兵庫県丹波市古墳分布調査報告書 3 柏原町域」の書籍として発表したとあります。

これを、愛好家とかアマチュアの活動などと評価していいものなのか。 歴史学において、プロとアマチュアとの境界線がどこにあるのか、時に考えることがあります。

私の知人のイガレンジャー氏は、中世城郭跡の探査を、趣味と使命?ととらえているのか、そのエネルギーはプロと称する研究者も太刀打ちできない領域にあると思っています。

そういえば、相沢忠洋さんもアマチュアの領域者でしたよね。

2022年8月18日木曜日

幸久橋から始めてみましょう






 常陸太田市上河合町と、那珂市額田北郷とを通る旧国道349号線の久慈川に架かっていた幸久橋。 2011年の大震災で損傷を受け、その後補強工事が行われ一時開通しましたが、結局安全上の問題で昨年撤去されてしまったようです。 ただ、水郡線の鉄橋と歩道橋とは使用されています。

この道路は棚倉街道とも称されていて、この橋の地点付近には舟渡の地名が残っているようです。  そして、この地点から300mほど上流に、久慈川と山田川との合流地点があります。

前回、浅川をたどってその周辺を見渡す試みを行いましたが、生活に密着している橋の数の多さや、視点が変わっての周囲の有様の見え方がとても面白く感じました。

それを、山田川でもやってみようと思い、この橋から出発してみたいと思います。

2022年8月16日火曜日

成長するもの



 約一か月ほどご無沙汰してました、星神社古墳と周辺の稲さん達。

もう、首(こうべ)を垂れていました。 暑いなかの作業は、本当にご苦労様です。

2022年8月7日日曜日

川子塚古墳の秘密




 ひたちなか市埋蔵文化財調査センターの「1 CASE MUSEUM」へお邪魔してきました。

私は初めて、この川子塚古墳の埴輪を拝見しました。 5世紀築造とされるこの古墳から北方を眺めてみると、5世紀代築造の可能性がある前方後円墳は、舟戸山古墳とあと北茨城市にある古墳ぐらいしか思い浮かばない。それだけ重要な古墳だと勝手に思っています。

2022年8月4日木曜日

オオアライ コフン エキスポ





 大洗町の「幕末と明治の博物館」で開催されている、「大洗のKOFUNが全員集合!!」の見学に行ってきました。

担当のT氏の斬新なセンスが光る土器や埴輪の展示方法や、画像3段目のように、まだまだ[当たり前になっていないこと]へのアピールも心強かったです。

そして、地元の方に教えていただいた食事処で、うまい海鮮丼を食してきました。

2022年8月1日月曜日

浅川のほとりから 14





清水橋から上流へ1,7kmほどの所に、刀細工橋と言う通行止めの橋がありました。(画像1,2段目) その風情がある橋の上流300mほどの所にある「かわらばし」で、今回のは「ほとり」じゃなくて「橋のたもと」でしたね。 この地点で、からの眺めの最終とします。 この橋の北西方向付近には、縄文時代からの複合遺跡である籠田遺跡があるとなっています。(4段目画像) 以前、私的な調査で旧金砂郷町のほとんどを調査したつもりでいましたが、この付近から北方面は未調査です。古墳は無いにしても、縄文、弥生がありそうな気がします。