2013年9月1日日曜日
足利市藤本 藤本観音山古墳
足利市藤本にある「藤本観音山古墳」。全長約117mの前方後方墳。墳丘及び周辺のトレンチ調査が行われ、古墳だけではなく隣接して古墳築造に関わる施設が明らかになったのは大きな成果だと思う。後方部に密着してスクラップ業者の作業所になっているんですね。
栃木市藤岡町 山王寺大桝塚古墳
朝6時前に家を出て、ひたすら国道50号を西に向かうと、下館、結城の国道沿いに大型店がずらりとすごい発展ぶりです。もっとも、旧市街地はどこも同じなんでしょうが。まずは、藤岡町蛭沼にある「山王寺大桝塚古墳」。全長96mの前方後方墳。後方部南側は土取りされて変形している。前方後円(後)墳はランド・マークとしての機能持つとされる考えもあるが、細分化して考えると、この広々とした地域の低地にある前期古墳の機能の一つに、土木、治水神としての意味が多分にふくまれているのではと妄想した。久慈川中流域と比べてみると、茨城北部が箱庭のように見えてくる。それだけ、栃木、群馬にまたがる平野部の広大さは圧倒的だ。
玉村町歴史資料館 第18回企画展
群馬県玉村町のホームページを見ると、歴史資料館の企画展で下郷天神塚古墳から出た器台形埴輪が展示されていることを知り、迷ったが深澤敦仁さんの講演もあることから行くことにした。ただ高速道路を往復するだけでは面白くないので、行きは早めに家を出て古墳観察をしながら行くことにした。深澤さんの講演は、冒頭卑弥呼の名前などが出たりして驚いたが、時代背景をわかりやすくするためのもので、玉村町あるいは周辺の古墳や遺跡を紹介しながら、当時この地の開発を行った人々の具体的な動きを、理解しやすく語ってくれました。
2013年8月19日月曜日
今日の星神社古墳と北宿古墳
毎日暑いです。そして毎日、事件、事故、災害と安らかな日がありませんね。今日で私の夏休みの最終日、秋以降に調査したい地点を巡ってみようと思っても、藪と暑さでとても無理でした。今のところ、久慈川中流域左岸の常陸太田市島町、小島町、中野町、松栄町、大方町、大里町などで首長墳と考えられる古墳を示してみると(改変されて不整なものも含め)、前方後円墳8基、円墳(およそ径30m以上と思われるもの)7基を想定している。今後、これらの古墳のデータを集積し、この地域初現の古墳と考えられている星神社古墳からの系譜を示すことが出来ればと思っているが、あと2基ぐらいどこかに不明な状況として古墳があると思っている。さて、大方地区か大里地区か高柿か?。
2013年8月16日金曜日
登録:
投稿 (Atom)