2011年9月5日月曜日

新しい知識

最近読んだ本。
「現代の考古学 6 村落と社会の考古学」 岩崎卓也編 朝倉書店
「現代の考古学 7 国家形成の考古学」 岩崎卓也、常木晃編 朝倉書店
「古代史復元 6 古墳時代の王と民衆」 都出比呂志編 講談社
「美綱変幻」たたら製鉄と日本人 黒滝哲也著 日刊工業新聞社
「列島の考古学ー「旧石器時代」 堤隆著 河出書房新社
「前方後円墳ー埋葬されない墓を求めて」 茂木雅博著 同朋舎出版
「風土記の考古学ー常陸国風土記の巻」  茂木雅博編 同成社
「古墳とはなにかー認知考古学にみる古代」 松木武彦著 角川選書
「黒井峯遺跡」日本の古代遺跡を掘る 4 石井克巳、梅沢重明著 読売新聞社
「西洋陶芸紀行」 前田正明著 日貿出版社
「弥生時代の考古学 7 儀礼と権力」 松木武彦、藤尾慎一郎、設楽博己編 同成社
陶芸を一生の趣味とし、家族の普段使いの器は私作陶のでそろえて、もちろん私好みで。私の好みは古唐津、とりわけ絵唐津の作為のない鉄絵に憧れていました。福井で修行した先生に習ったりしましたが挫折しました。到達点ばかりを見ていて過程の面白さに気が付かなかったとともにセンスの無さにも気が付いたのです。良かったことはガラクタが家に氾濫しなかったことかな。さて、前田さんの西洋陶磁の本。何気なく手に取りましたがアメリカ先住民プエブロの作る手捻り成形の陶器の歴史や作陶の内容には驚きでした。その牽引車の一人だったマリア・マルチネスの映像がYouTubeにあるようです。
松木さんの「古墳とは何か」は、批判はともかく面白いと思います。

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