2025年9月30日火曜日

思い出のレジュメ


 私が茨城の古墳に興味を持つきっかけになったレジュメです。

2006年頃でしょうか、古墳時代に興味がわいてきて、図書館からそれに関する本を手当たり次第に借りてきて、読むようになりました。 主に西日本の古墳時代に関する本ばかり読んでいて、茨城の古墳についての知識はあまりありませんでした。そんなレベルだったんです。

それが2008年7月、たまたまネットで明治大学で「常陸の古墳群」というシンポジウムが開かれるというのを知って、恐る恐る出かけて行ったのです。 初めてリバティ・タワーの大きな教室に入ってみれば、研究者と思しき方達でほぼ満席で、素人の私はどうすればいいのか戸惑いながら、前の方の空いていたところに着席しました。

まず、大塚先生の昔話から始まり、次に茂木さんの水戸への〇口三昧の話に驚いて、最後に常陸太田の古墳は古いという話で終わりました。

その後は、各地域の研究者たちの発表があり、その時、名前は知っていても顔は分からなかった方たちの、顔と名前が一致しました。

「常陸の古墳群」と言っても、この時は限られた地域の発表でしたが、それでも私にとってはとても刺激的なひと時で、その後の茨城の前期古墳巡りのきっかけになったのです。

それからは、様々な方達との出会いがあり、常陸太田市の古墳と密接なつながりができ、発掘調査まで参加するという、趣味の領域で楽しくやることができて、ありがたいことだと思っています。




 
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2025年9月28日日曜日

今年も集中曝涼


 今年もやってきました。 常陸太田市文化財公開の恒例になっている集中曝涼です。

10月18日(土)・10日(日)に開催されます。(一部18日のみ公開の所があります)

私は、18日に中野冨士山古墳にお邪魔する予定です。

2025年9月25日木曜日

「水木浜2号墳」をめぐって



 日立市役所多目的ホールにて、某K氏による ー昭和22年水木での古墳発掘調査「水木浜2号墳」をめぐってー の講座発表がありました。

水木浜2号墳は、現在の水木1号墳に該当するのではないのかということから、その古墳から出土したとされる遺物が、いま日立市郷土博物館にて展示されるまでの顛末や、豊富な各遺物の内容を含めて、丁寧に解説していただきました。

この多様な遺物については、これからの調査研究がまたれますが、楽しみが増えました。

某K氏の90分以上の休憩なしの充実したプレゼンに、感謝申し上げます!

2025年9月21日日曜日

日立市郷土博物館 市宝展





20日からいよいよ始まりました、日立市郷土博物館 開館50周年記念特別展示「市宝展DX PART2」が開催されています。 展示については、私はどうしても 伝水木浜2号墳出土資料中心に目が行ってしまいますが、この資料は、某K氏とT・K・N研究会の方たちがご尽力されたおかげで、今回の展示にこぎつけたそうです。 ありがたいことです、ご苦労様でした。
 


その他にも、伊能忠敬に先行して作成された日本地図や神峰神社での風流物見物の群集のすごさも、お宝映像なのかもしれません。
 

2025年9月19日金曜日

奮発した


 普段は、図書館が私の書庫なのですが、どうしても読みたい本で、その書庫に無い場合は買うほかありません。

だから奮発しました!

以前ある人物から、古墳を勉強して何の役に立つの、と言われたことがありました。

まあ、とても効き目の穏やかな漢方薬のように、少しは世の中の役に立っているんじゃないのかなと思っています。  あと、私の思考力が少しは向上しているかもしれません。

2025年9月12日金曜日

東海村発足70周年特別企画展





 ということで、「東海村歴史と未来の交流館」にてー東海村から届いた招待状ー「時間旅行へようこそ」展が、来年2月まで開催されています。

やはり、人物埴輪が注目されますが、個人的には前期古墳出土の土器も見たかった。

2025年9月7日日曜日

市宝展DX PART2


 多方面からアナウンスされています。 9月20日から、日立市郷土博物館 開館50周年記念特別展示 「市宝展DX PART2」が開催されます。

選りすぐった資料が展示されるそうですが、なかでも、伝水木浜2号墳出土資料が注目されます。

さらに25日には あの某K氏の水木浜2号墳についての講座発表があります。          期待してます!


2025年9月2日火曜日

那須 笠石神社



湯津上資料館から北方へ800mほどの所にある「笠石神社」。

この神社には、もちろん「那須国造碑」があり、さらに「日本考古学発祥の地」の碑もありました。  御朱印をいただこうかと声を掛けましたが、応答がなくやむなく断念、国造碑は資料館のレプリカで我慢しました。
 

2025年9月1日月曜日

那須への敬意





那須の地は、弥生時代の痕跡が希薄だと伺っていますが、方の墓制を携えて未開のこの地に入植され開墾された人々は、さぞ苦労されたんでしょうね。 

久慈川流域の常陸大宮と常陸太田では、十王台式を使用されていた方たちが、古墳が作られる前にすでに多方面にシステムを構築した状況だったんじゃないでしょうか。

余談ですが、現在の那須の景観を参考にして、高齢者のセンチメンタルな思いから、私が勝手にこちらの古墳群に仮の名前を付けてみたいと思います。           
              
              「那珂川と瑞穂の古墳群」