常陸太田市谷河原町入定塚にある「谷河原古墳群」。常陸太田市史では磯部古墳群入定塚古墳となっている。前方部東向きの東西主軸。前長約45m、高さ約3m、後円部径約30m、高さ約4mのデータが示されている。現況としては藪の中の古墳となっていて、特に前方部は観察が難しい。改変があるようで現状を観察すると、後円部にくらべてくびれ部が低くなっていて、前方部に向かって少しずつ高くなっていくように見えるが、前方部は篠竹が密生しており判断が困難。典型的な後期古墳の「カタチ」には見えない。下段の画像は前方部裾にあった土器片。地形から見ても古墳ばかりではなく、重層する遺跡群となるのだろうと思う。 (3/31に加筆。谷河原古墳群1号墳、入定塚古墳とも言う。全長45m、高さ4m、後円部径23m、後期古墳であるとの見解であった。以上常陸太田市の担当者 西野さんからのご教示による。)
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