2011年9月26日月曜日

風の跡

ここも水がくるのが遅れた地域です。稲刈りが始まっていました。右手の方には梵天山古墳群があります。

大洗町 磯浜古墳群調査の見学




大洗町の蓼沼さんのお言葉に甘えて、試掘調査の見学にお邪魔しました。現在は姫塚古墳の範囲確認調査をしているところです。周濠の様子や墳丘の範囲もほぼ分かってきているようで、今後、車塚古墳、鏡塚(日下ヶ塚)古墳、坊主山古墳と調査されていくとのこと、たのしみです。10月にまたお邪魔します。ありがとうございました。

2011年9月25日日曜日

節目の時




作柄は良いが、台風の影響で稲がことごとく寝てしまい刈り入れにてこずると嘆いていました。そばも少し寝ていますが順調なようで、花は可憐でも香りは結構キツイです。

2011年9月18日日曜日

9月18日 午前5時18分の




朝は少し曇っていました。前方部にある墓石は、石像と一部を除いて修復されたようです。
以前、茂木先生が調査されたデータによると、墓石のなかに、天和三年(1683年)、貞享二年(1685年)などの紀年が示されているものがあり、それから今年の3月10日まで、墓石を転倒させるほどの大きな地震は無かったのですね。

2011年9月11日日曜日

ひとめぐり



昨日は仕事で、蒸し暑くて参りました。涼しいうちに見ておこうと思いひとめぐり。
午前5時23分の星神社古墳。だいぶ色がついてきました。梵天山古墳の状況を見てから、阿弥陀塚古墳へ、墓石はだいぶ修復されているなと思っていたら、梵天山の方から6時の鐘の音がゴ~ンと響いてきたのでした。

2011年9月5日月曜日

新しい知識

最近読んだ本。
「現代の考古学 6 村落と社会の考古学」 岩崎卓也編 朝倉書店
「現代の考古学 7 国家形成の考古学」 岩崎卓也、常木晃編 朝倉書店
「古代史復元 6 古墳時代の王と民衆」 都出比呂志編 講談社
「美綱変幻」たたら製鉄と日本人 黒滝哲也著 日刊工業新聞社
「列島の考古学ー「旧石器時代」 堤隆著 河出書房新社
「前方後円墳ー埋葬されない墓を求めて」 茂木雅博著 同朋舎出版
「風土記の考古学ー常陸国風土記の巻」  茂木雅博編 同成社
「古墳とはなにかー認知考古学にみる古代」 松木武彦著 角川選書
「黒井峯遺跡」日本の古代遺跡を掘る 4 石井克巳、梅沢重明著 読売新聞社
「西洋陶芸紀行」 前田正明著 日貿出版社
「弥生時代の考古学 7 儀礼と権力」 松木武彦、藤尾慎一郎、設楽博己編 同成社
陶芸を一生の趣味とし、家族の普段使いの器は私作陶のでそろえて、もちろん私好みで。私の好みは古唐津、とりわけ絵唐津の作為のない鉄絵に憧れていました。福井で修行した先生に習ったりしましたが挫折しました。到達点ばかりを見ていて過程の面白さに気が付かなかったとともにセンスの無さにも気が付いたのです。良かったことはガラクタが家に氾濫しなかったことかな。さて、前田さんの西洋陶磁の本。何気なく手に取りましたがアメリカ先住民プエブロの作る手捻り成形の陶器の歴史や作陶の内容には驚きでした。その牽引車の一人だったマリア・マルチネスの映像がYouTubeにあるようです。
松木さんの「古墳とは何か」は、批判はともかく面白いと思います。

2011年9月4日日曜日

その後


稲穂が重みを増してきたようです。蒸し暑い中農作業をされていた顔見知りの方に挨拶をしましたが、市側の意思表示の表れなのかバリケードが設置されていました。