2009年10月24日土曜日

常陸太田市 3



梵天山古墳の周囲には、陪塚と思われる円墳と共にこの高山塚古墳があります。 一応、円墳という事になっていますが、北側に低い前方部風の土盛があり、帆立貝形とか双円形とかおっしゃる方もいます。
直径およそ100mで、円墳としては国内最大級ですが、大洗の車塚古墳ほど知られていません。採集された埴輪片から中期前半の評価が下されており、墳頂部は荒らされた形跡がなく盗掘はないと思われます。

以前、猪らしき足跡を見たことがありました、観察には注意が必要と思います。

2009年10月19日月曜日

常陸太田市 2



しばらくぶりの、梵天山古墳。
台風の影響で杉の小枝が散乱していました。
もう少しすると、静寂のなかでゆっくりと古墳観察ができるようになります。






瑞竜山には、水戸徳川家の墓所がありますが
現在は非公開になっています。

常陸太田市 1

常陸太田市郷土資料館(梅津会館)
旧市街にあり趣のある建物です。
指定文化財集中曝涼(ばくりょう)一般公開中
でした。
考古資料も展示していて、これはめずらしい
のでは。





2009年10月18日日曜日

星神社古墳


今日の、星神社古墳。 ご覧のようにの回りは田んぼです。2003年に茨城大学によって測量調査がなされ、全長100m、後円部直径54m、後円部高8.6m。前方部先端幅39m、前方部高2.6mとのデータがえられています。典型的前期古墳の姿だとおもいますが、低地に築かれているところにこの古墳の特異性があるとおもいます。

2009年10月11日日曜日


「木・ひと・文化」  出土木器研究会論集
                出土器木研究会編
Ⅰ、木器生産と社会
Ⅱ、型式と機能
Ⅲ、葬送と祭祀
Ⅳ、分析と保存  
以上の大枠の中で30名ほどの研究者が、実験考古学から出土木器の保存保管まで、多種にわたる内容になっています。
私が知らなかったことが沢山詰まっていて、奥が深い本です。

ひたちなか市 3

ひたちなかの調査センターでは、紡錘車展も開催中。
何気ないものに装飾をほどこしたり、人間は工夫する動物なんだなと思ったりしました。





笑顔や親子の埴輪もあります。



ひたちなか市 2


ひたちなか埋蔵文化財調査センター

県内唯一の三角縁神獣鏡片です。







2009年10月10日土曜日

ムスメ


思考中?

星神社古墳


台風の影響で、後円部がすごいことに
なっていました。

茨城県立歴史館



今日から開催。

6月の総会での、長谷川さんのウラ話を思い
だしました。
それにしても、展示物にレプリカが少しありますが
全国各地からお借りした品々はすごいです。



皆さん、必見ですよ。




常陸大宮市歴史民俗資料館




今日から、「舘と宿の中世史ー常陸大宮の城跡とその周辺」
が開催されています。


初日の今日は、先生に引率された生徒さんが多数いて
早々に退散しました。




後日また。

11月には、シンポジウムが開催されます。


2009年10月4日日曜日

ひたちなか市 1



酒列磯前神社((さかつらいそさきじんじゃ)に行って
きました。
私たちは、ひたちなか市などとは呼ばず、那珂湊とか
勝田とか旧名で呼んでしまいます。









周辺には古墳がたくさんあります。

星神社古墳



昨日の星神社古墳。

昨年、千葉県の研究者の方が自費出版された本で
常陸の古墳が取り上げられました。
30数年の古墳踏査による成果が網羅され、その内容は県内の研究者、古墳オタクに大きな影響を及ぼしました。
その中で、星神社古墳が、採集された器台形埴輪、壺形埴輪片から築造時期が前期前半、東国最古との表現がありました。



これは、星神社古墳で採集された埴輪片とおもわれるものですが、素人目にも、他の古墳の埴輪片の文様とは違います。

都月形に似ているとおっしゃる方もいらっしゃいますが、私にはわかりません。