2013年9月30日月曜日

下侍塚古墳

先日お邪魔した、なす風土記の丘湯津上資料館の斜め前にある「下侍塚古墳」。古墳見学をするつもりは無かったのですが、やはり目の前にあるのでつい。全長84mの前方後方墳。主軸は南北、前方部が南向き。1975年に墳丘周辺の調査がされ、葺石あり周溝から焼成前底部穿孔の有段口縁壺がでている。 「上侍塚北古墳」も見学しまたが、赤彩がある土器片を拾いました。

2013年9月29日日曜日

なす風土記の丘資料館周辺の風景



良い天気で、道路もすいており1時間半ほどで到着。行き帰り、道の駅みわの前を通ったけどすいていたな。不景気のせいなのか。

なす風土記の丘 第21回秋季特別展



昨日は、どんなもんだろうかと、気楽な気持ちで湯津上資料館をたずねてみると、関東各地の古墳時代前期の遺物が一同に展示されていてビックリ。一部レプリカもありましたが、茨城は大洗町や桜塚古墳などの遺物もあり、これは、午後から拝聴した学芸員の永森裕子さんの話の内容にリンクしてくるものでした。概略は那須地域は群馬からの土器の影響が希薄なため、那珂川下流域からの流入を想定し、那珂川までは海上交通が主流であったろうと。購入した図録をチラ見したらけっこう過激な文章もあり、面白いし参考になる内容でした。でも、今回の一番は、努力の人永森さんでした。確信を持って丁寧な話しぶりは好感が持て、勉強しているなと分かる素敵な方を発見しました。

2013年9月27日金曜日

今日の景色




常陸大宮から中野の丘陵が確認できなかった。当時と現在と樹林の状況が同じであれば視認性は良くないが、さて、当時はどんなもんだったんだろう。

晴天下の星神社古墳・中野冨士山古墳そして五所皇神社裏古墳



さすがに、雑草が生い茂る常陸大宮の古墳へ、立ち入る勇気はありませんでした。

2013年9月23日月曜日

3色と煙


常陸太田市天神林町と藤田町との境あたりの田んぼに、黒いお米と赤いお米と3色の稲穂がありました。そして、野焼きの煙にかすむ星神社古墳。

2013年9月21日土曜日

2人での古墳踏査





常陸大宮での現地説明会の後、蓼沼さんを常陸太田市の前期古墳の星神社古墳から後期古墳ではと思われる大方にある稲荷塚古墳までを案内した。星神社古墳では前方部側の畑で拾った埴輪がこれで、前方部には無いと思っていたが可能性が出てきたように思う。何事にも、思い込み、先入観は排除すべきだなんだな。

常陸大宮市「泉坂下遺跡第2次確認調査現地説明会」





暑いくらいのいい天気のもと、沢山のとはいえませんが、熱心な方たちが参加された良い雰囲気の説明会だったと思います。周辺の風景を見るだけでも心が和み、稲刈りをなさっている農家の方達が、さも当時の原風景の代弁者のような錯覚を覚えました。萩野谷さん、関係者の皆さんお疲れ様でした。

2013年9月16日月曜日

台風18号

昨日の早朝から断続的に強雨が降り、JR常磐線にも遅れが出ているとの情報から、遊びに来てくれていた林チャンには早めに帰ってもらった。今日はそれなりの覚悟でいたが、私が住む地域に被害はなかった。ただ、テレビに映し出される近畿地方や北陸地方の被害状況は、昔、報道写真で見た伊勢湾台風での、あの、状況を思い起こされてしまった。 めげないでください。

2013年9月14日土曜日

again



5月に、ホームステイで我が家にきてくれた留学生の林(リン)チャンが再び遊びに来てくれたので、毎年、高萩市で恒例になっている枝豆刈りにチャレンジしてきた。台風前の暑い日だったが、都会っ子の林チャンの思い出になってくれたかな?。早めのお昼は高戸の浜でおにぎりなどを食した。

2013年9月7日土曜日

鯨ヶ丘と


北から鯨ヶ丘を眺めてみると、この地点はぐるりと丘陵にかこまれ、山田川が暴れなければ平和な水田地帯だったのではと思う。星神社古墳も周辺より若干標高が高く、たぶん鯨ヶ丘の先端部の片割れにのっているから洪水の水没からはまぬがれていたんだとも思う。稲刈りが終わったところも一部ありますが、これからが本番のようです。

2013年9月1日日曜日

玉村町歴史資料館企画展 その他



ある意味、玉村町は奈良盆地のあの地域をミニにしたような様相のようで、無いのは鍛冶遺跡、九州、半島の土器。注目される2基の古墳は残念ながら消滅してしまっていますが、これから新たな発見があるかもしれませんね。

玉村町歴史資料館企画展 川井稲荷山古墳






本来はこちらを見たかったので、さすが玉村町。三角縁神獣鏡もレプリカではなく本物で、さすが群馬大学。肝心の特殊器台形埴輪の線刻は星神社のそれに似ていると思いました。ただ、工人の技量は星神社の方が上に思えました。それって、茨城から群馬への流れもありってことでしょうか?

玉村町歴史資料館企画展 下郷天神塚古墳




群馬県玉村町大字八幡原1830にあった「下郷天神塚古墳」の器台形埴輪です。これが目的で今回お邪魔したのですが、他にもお宝がありました。線刻は星神社古墳の埴輪と比べると、伝える意味の系統が違うと思いました。

群馬県太田市 朝子塚古墳

昨年の7月以来の訪問です。太田市内国道354号線県立がんセンター入り口の交差点にあります。前方部からみた後円部です。くびれ部にある切れ込み状の小道に黒色の層がありましたが、意味があるのでしょうか。綺麗に残っている古墳です。データとしては、全長124mの前方後円墳。円筒埴輪、壺形埴輪片が出ている。

群馬県太田市 塚廻り古墳群第4号墳





群馬県太田市龍舞町にある「塚廻り古墳群第4号墳」。あの埴輪で有名な古墳です。今日も暑いですが昨日も暑かった。古墳踏査の季節ではありませんが、やっぱり面白い。測量図や報告書、論文の中では表現できないことがらが、見ることで瞬時に理解できることがある。周辺の地形を見るのもたのしいし当時の空気感が伝わってくるようにも思う。