藪には入りたくないので、観察が比較的容易な古墳を見ておこうと思い繰り出した。だが、防御の薄い「頭」と手の甲を虫に刺された。
県発行の遺跡地図には、「西の妻古墳群」 石名坂町1丁目853外 古墳群 山林、荒地 前方後円墳1基、円墳4基とある。
古墳総覧には、「西の妻古墳一号墳」 石名坂西の妻854 前方後円、全長50m後円部径25m後円部高4.8m前方部巾35.5m前方部高5.2mとある。
片平さんにいただいた「日立市古墳調査の概要」には 石名坂古墳群 径50m 前方部巾35.
5m 高5.2m 後円部巾25m 高4.8m 周161m 後円部畑地、前方部山地 日立市石名坂町大字西の塚854 北側部戦時中防空壕に使用 所有者○○古墳調査を好まず。とある
佐藤政則さんの記述は、一号墳が前方後円墳、全長約55m、後円部高さ6.5m 後円部径30m
前方部幅36m、長さ35m、高さ6.5m程、墳丘内より人物埴輪片や円筒埴輪片が検出されている。となっている。
主軸はほぼ東西、古墳のある地点からは樹林が邪魔をして眺望はよくないが、少々視点をずらせば下段の画像のような眺めになる。前方部を内湾に見せるような造りで、横穴式石室?の南側開口を優先したのかもしれない。なぜかこの古墳を見ていて俄然やる気が出てきた。やる価値がこの地域にあると思う。
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