2016年12月16日金曜日

特異地点・妄想・妄言 1






常陸太田市松栄町、香仙寺西側にあるこの特異地点。2012年12月に私が発見した地点だが、発見当初から比べると熊笹の繁殖範囲が広がり観察が困難になりつつある。(4段目画像。12月12日撮影)以前の観察時に行った略測での平面形は、約50m×約24mの長方形のなかに円墳2基が縦列に並んでいるように見える。側面形は底辺約50m、上辺約30m、高さ約7m程の台形状の上に円墳が2基並んでいるように見える。主軸は南北から東へ数度ふれる感じ。北側の円墳らしき所にウサギが開けるたとみられる穴があり石材が見える。(以前より穴が大きくなり、良く見えるようになっていた。)この地点の東西方向は小山になっており、北側は香仙寺から善光寺横穴群方向へ丘陵が伸び眺望は開けない。南は、下段画像のように木々がさえぎって見晴らしは悪いが、地図を参考にすると、その主軸は久慈川とその支流浅川、玉川の各合流地点の間をつらぬき、那珂台地の鹿島地区、鹿島神社地点と特異地点の主軸がほぼ一致する。この発想は、先日鹿島神宮で開催された研究会の影響が多分にあるが、私が特異地点とする「モノ」と那珂市の鹿島地区との関係性についてもう少し妄想してみる。

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