2022年3月17日木曜日

常陸大宮市のシン古墳を見に







 「続 常陸の古墳群(佐々木憲一、田中 裕 2020年3月20日 六一書房)」中の「常陸大宮市域の古墳群 萩野谷 悟」を参考にさせていただきます。

常陸大宮市下村田から上岩瀬にかけて展開する富士山古墳群で、2019年12月に教育委員会の調査で新発見と再発見なのでしょうか、6基の古墳が確認されたとあります。

それらを含めてこの古墳群は、消滅した富士山4号墳なども含めると18基からなる古墳群となるそうで、私は今までに7基の古墳を観察しています。

今回、その富士山古墳群でシン発見の前方後円墳を見にやってきました。

画像上段は五所皇神社でその裏に盟主墳の前方後円墳があります。 画像2段目は五所皇神社裏古墳から南方面を見たものです。 久慈川の支流の玉川を越して下大賀遺跡方面が見渡せます。

そして、五所皇神社裏古墳から北方面へ約659mの距離の篠竹の藪の中に(画像3段目)、前方後円墳がありました。 藪の影響で全体像が撮れません。(4,5段目画像) 全長は50mほどだそうです。 後円部は南方面を見ているように見えますが、ご先祖の富士山4号墳や五所皇神社裏古墳を意識しているのでしょうか?

墳丘にはウサギなのかキツネなのか巣穴が掘られていて墳丘内部が心配です。
岩瀬にあった狐塚古墳の粘土槨のようにならないことを願います。


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