2019年6月7日金曜日

梅雨の季節と読書



雨に濡れた緑は活性化したように見えるわが家のアジサイと山椒。 今、読書の「友」を味わいながら読んでいるのは、主にTony Judtの著作など。 1948年ロンドンに生まれた彼は私とほぼ同時代の知的エリートながら、ロック音楽や映画、テレビドラマなどの世相を反映する事柄にも注意を払い、ベストセラーの「ヨーロッパの戦後史」 原題「POSTWAR」 A History of Europe Since 1945 by Tony Judtを発表した研究者。 彼はただ一直線の歴史研究者ではなく、雑学にも関心を払い、奥さんを3度も変え、なおかつ多言語話者だそうで、なんか、アインシュタインとナボコフを足して割ったような人物だったのでは。 そんな時間空間をビール片手に味わえるのは幸せなのでしょう。

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