2023年3月12日日曜日

第15回ひたちなか市の考古学 弥生時代の玉 4



 昨日は、ひたちなか市の考古学講座の4回目でした。

   「縄文のち弥生、ときどきサメ歯」    鈴木 素行さん

遺跡から出土するサメ歯に着目されて研究中の、途中経過の発表だそうです。
おおむね、常陸大宮市教育委員会が2022年に発行した、文化財調査報告書第37集「宿尻遺跡 ー久慈川・那珂川流域の再葬墓ー」の中の「宿尻遺跡第1号土坑のサメ歯について」と同様な内容の講座でした。

しかし、まるで落語のマクラのような、本当は恐竜の化石が好きなんだという話から始まり、その後縄文時代の話がほぼ80%、残り20%の詰めで、全国各地の、弥生時代遺跡出土のサメ歯の実見から導きだされた話のオチは、定説を覆すものでした。
いや~、ソコウ師匠 健在!

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